こんにちは!!

昨今の卓球界はもはやシェークハンド一強の様相を呈してきた感が強いですが、今からわずか8年前に、ペンホルダーの両ハンドドライブスタイルという、おそらく空前絶後のプレースタイルで世界を制した男、それがワン・ハオ選手です。

今日の世界卓球動画は、彼が世界チャンピオンとなった世界選手権横浜大会の準決勝をご紹介します。

2009年世界選手権横浜大会
準決勝 ワンハオvs馬龍



今でこそ押しも押されぬ世界チャンピオンの馬龍選手ですが、当時はまだあどけなさの残る青年でした。対するワンハオ選手はアスリートとして脂の乗った状態。

ワンハオ選手を評する時にほとんどの人が口を揃えて言うのが

「大体いっつも攻めてる」

ということなんです。

3・5球目までは打点の早いドライブで攻め、それ以降は台から距離を取って打ち合いのラリー戦に持ち込む。

台から多少距離をとってもバックサイドへのドライブを裏面ドライブで盛りかえせる技術があることが、彼の攻撃的かつダイナミックなプレーを支えているわけです。

時に注目いただきたいのは、彼のサービスにあります。

ペンホルダーでは珍しい、逆横回転系のサービスを主体にゲームを組み立てています。

通常、逆横回転系のサービスはレシーブがフォアに来やすく、回り込みドライブからラリーを組み立てるプレースタイルの多いペンホルダー選手はあまり使わないサービスです。

ところが彼の場合、バックサイドへのレシーブは裏面で処理することが可能なため、「バックサイドにヤマを張る必要がない」とも言えるでしょう。相手にとっては

「フォアにレシーブすると強いドライブを打たれるし、バックサイドにレシーブすると意味わからん回転の裏面ドライブを打たれる」

という状態なのです。

日本代表・水谷選手も

「ワンハオ選手のサービスはレシーブコースを限定される」

と語っているほどです。

自分の最も得意なプレーを引き出すために、いかにサービスを工夫するのか

がいかに重要なことか痛いほど理解させられる動画です。

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