こんにちは。

このブログでは、世界トップレベルの選手たちのプレーを紹介することをとおして、卓球の醍醐味や素晴らしさを伝えていていくと同時に、そこに隠された技術や戦術を紐解いていけたらと思っています。

卓球が大好きでしょうがない方や、もっと卓球が強くなりたいという方には是非読んでいただきたいと思います(´∀`)

というわけで、記念すべき一番最初の卓球動画はこれだぁ!!

2003年世界選手権パリ大会(個人戦)
準決勝 シュラガーvs孔令輝



今から約14年前の世界選手権パリ大会(個人戦)の動画です。

個人的には、数ある世界選手権の中でも最も名勝負が繰り広げられた大会がこのパリ大会だと思っています。

すごい要因といえば

①観客の多さ
②中国選手の苦戦
③世界トップレベルの個性の台頭


にあると思っています。

その中にあってこの両者の対決ですが、ヨーロッパの雄と中国の精密機械がガチンコで対決した、マニアにとっては鳥肌ものの試合でして、卓球の歴史を語る上でも外せないものとなっています。

この試合の中でも、特にゲームオールジュースになってからの両者の戦い方を紐解いていきたいと思います(=゚ω゚)ノ

【10-11】シュラガーの上回転サービスにより孔令輝がレシーブミス
 後にシュラガーが語っているように「二人とも、出すサービスについては本当に悩んでいた。(もう出すサービスがなかった)」状況の中で、シュラガーは「ダブルスでしか使わない上回転サービス」を出してエースを取ります。最後の最後まで奥の手を取っておく狡猾さ、そして最も大事な局面で奥の手を使う大胆さを垣間見ることができます。孔令輝は上回転出されるなんて予想だにしていなかった様子で、ツッツキがオーバーミスとなってしまいます。

【11-11】ネットに助けられ、孔令輝が5球目攻撃を確実に決める
 孔令輝としてはネットに救われた格好になりましたが、チャンスを確実にモノにしています。

【11-12】シュラガーのロングサービスを読み切っていた孔令輝がラリーで主導権を握り、得点
 本試合中、最も見ごたえのあるラリーといってもいいかもしれません。サービスに困っていたシュラガーの心理を読み切り、勝負をかけた孔令輝が得点します。惚れたちゃいそうです。

【12-12】孔令輝の高くなったサービスを一発で仕留め、再びジュースに
 おそらく横回転系だと思いますが、3球目攻撃を狙った孔令輝の高くなったサービスをシュラガーが台上でスマッシュ!!ここ一番で決めにかかる勇気と決断力が光ります。

【13-12】シュラガーのブチ切れ下回転サービスに孔令輝がレシーブミス
 もはやお気づきの方もいらっしゃると思いますが、先ほどのまさかの上回転サービスでのレシーブミスによって、正確無比の孔令輝のレシーブに迷いが生じたことはいうまでもありません。

【14-12】台上バックドライブを孔令輝がミスし、ゲームセット。シュラガー勝利!!
 先ほどの自らのサービスで2球目を強打されたことにより、孔令輝は得意なはずの台上バックドライブにもカカトに体重がのった状態でスイングせざるを得なくなっており、凡ミスにつながっています。

ジュースになってからの展開を紐解いてみましたが、わずか6本のラリー中にもこれだけの駆け引きや読みが隠されています。ここから学べるのは

得点と失点には必ず原因がある

ということです。自分のプレーを常に検証し、1球1球を大事にしていけば、成長も早いと思いますヾ(・∀・)ノ

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